SpringHiker Journal

革の手帖

革と、手入れと、長く使うことの覚え書き。素材のこと、経年変化のこと、季節の付き合い方を、工房から少しずつ。

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この栞の覚え書き

目次
  1. 革小物の色選び——最初の一色を「育ちきった姿」まで見越して選ぶ

    「ブラックにすべきか、それともブラウンか」。革小物を選ぶとき、形やサイズは決まっても、最後に色で立ち止まる方はとても多いです。私たちのもとにも「失敗したくないので、無難な色はどれですか」...

  2. 革財布の種類と選び方——長財布・二つ折り・L字ファスナー・ミニ財布、暮らしに合う「正解」を見つける

    「次の財布は、何にしよう」。そう考えはじめると、意外と迷うものです。長財布か、二つ折りか。ファスナーか、かぶせ蓋か。お店で手に取って「素敵だな」と思っても、いざ毎日使うとなると、自分の暮...

  3. 防水スプレーで革を守る——種類の違いと、職人が教える正しい使い方

    梅雨が近づくと、お客様からよく訊かれることがあります。「防水スプレーって、革にかけても大丈夫ですか?」——私たちの答えは、「革とスプレーの種類によります」。 雨に弱い革に何もせずに梅雨...

  4. ジーンズの色移りから革小物を守る——梅雨前にやっておきたい実用ガイド

    「気に入っていたヌメ革の財布が、なんとなく青っぽい……」 気づいたときには遅かった。後ろポケットに入れていた財布の角が、いつの間にかジーンズの色を吸い込んでしまっていた——。革小物を使...

  5. 受注生産という選び方——「すぐ手に入る」ことの代わりに得られるもの

    朝、スマートフォンで注文した品物が、その日の夜には玄関に届いている。当日配送が当たり前になり、「待つ」という体験は、いつの間にか日常から消えかけています。 そんな時代に、SpringH...

  6. Quiet Luxury と革小物——ロゴに頼らない、静かな上質の選び方

    鞄にも財布にも、大きなロゴは一切ない。それでも、持ち主のことを不思議と「ちゃんとした人だな」と感じさせる——。 ここ数年、そういう「静かな上質」を纏う人が増えています。ファッションの世...

  7. 夏の革小物——汗・紫外線と上手に付き合うケアガイド

    革小物にとって、夏はちょっとした試練の季節です。 じっとりとした手のひらの汗、容赦なく降り注ぐ紫外線、バッグの中にこもる熱気。春や秋には気にならなかったことが、ひとつひとつ革に影響を与...

  8. 父の日に届ける本革の贈りもの——「ありがとう」を、育つ革に託して

    父の日のプレゼント、毎年悩みませんか。 ネクタイ、ハンカチ、お酒——定番は一通り贈ってしまった。かといって何が欲しいか聞いても、「いいよ、気を遣わなくて」と笑うだけ。お父さんというのは...

  9. ほぼ日手帳に本革カバーを——書く時間を、革が包む

    毎朝、手帳を開く。その日のスケジュールを確認し、ふと思いついたことを書き留め、一日の終わりにその日を振り返る。——ほぼ日手帳を使っている方なら、きっとそんな時間を大切にしているはずです。...

  10. コバの仕上げに宿る品質——革小物の「端」を見れば、作りがわかる

    革小物を選ぶとき、多くの方はまず表面の革の質感や色味に目が行くと思います。もちろん、それは正しい。でも、革の仕事に携わる者が真っ先に見る場所は、実はそこではありません。 「コバ」——革...

  11. キーカバーという小さな相棒——鍵まわりを革で整える暮らし

    家を出るとき、ポケットのなかで鍵がジャラジャラと鳴る。スマートフォンと重なって画面に細かな傷がつく。——そんなちょっとした日常のストレスに、私たちは「キーカバー」という答えを用意しました...

  12. コンパクト財布が選ばれる理由——キャッシュレス時代の革財布論

    ポケットの中の長財布に、ふと違和感を覚えたことはないでしょうか。 スマートフォンひとつで電車に乗り、コーヒーを買い、ランチを済ませる。そんな日常が当たり前になった今、「財布に何を入れて...

つづきは、また工房から。