SpringHiker Journal
革の手帖
革と、手入れと、長く使うことの覚え書き。素材のこと、経年変化のこと、季節の付き合い方を、工房から少しずつ。
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この栞の覚え書き
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革の「におい」の正体——本革が香る理由と、気になるときの対処法
新しい革小物を箱から取り出した瞬間、ふわっと立ち上がる独特の香り。「ああ、本革だ」と頬がゆるむ方もいれば、「ちょっと強いかも」と眉をひそめる方もいます。 革の「におい」は、本革を選ぶう...
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革の「厚み」と「硬さ」——薄い革・厚い革、用途で変わる選び方
革小物を手にとった瞬間、人は無意識に「コシ」や「重み」を感じています。それは単なる重量ではなく、革の「厚み」と「硬さ」が指先に伝える情報。0.1mm 違うだけで表情が変わり、用途が決まる...
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本革と合成皮革(PUレザー)の見分け方——職人が教える5つのチェックポイント
「本革」と書いてあったから買ったのに、届いたものを触ってみると、どうも様子がおかしい——。そんなご相談を、ときどき頂戴します。 近年の合成皮革(PUレザー、フェイクレザー)は本当によく...
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夏の革小物——汗・紫外線と上手に付き合うケアガイド
革小物にとって、夏はちょっとした試練の季節です。 じっとりとした手のひらの汗、容赦なく降り注ぐ紫外線、バッグの中にこもる熱気。春や秋には気にならなかったことが、ひとつひとつ革に影響を与...
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コバの仕上げに宿る品質——革小物の「端」を見れば、作りがわかる
革小物を選ぶとき、多くの方はまず表面の革の質感や色味に目が行くと思います。もちろん、それは正しい。でも、革の仕事に携わる者が真っ先に見る場所は、実はそこではありません。 「コバ」——革...
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手縫いの糸にもこだわる——サドルステッチという技法
革製品を手に取ったとき、ぜひ一度、縫い目をじっくり眺めてみてください。 ステッチの一つひとつが均等に並んでいるか。糸がどんな色で、どんな太さか。斜めに走る縫い目の角度はどうか——。革の...
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梅雨どきの革小物——湿気対策と保管のコツ、職人が実践する「守り方」
六月が近づくと、革好きの胸にはかすかな不安がよぎります。「今年の梅雨、大丈夫かな」と。 日本の梅雨は、気温と湿度がじわじわと上がり続ける独特の季節です。人間にとっても不快なあの空気は、...
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オイルケアの頻度と量——やりすぎは禁物、革が求める「ちょうどいい」を知る
革小物を手に入れたばかりの頃、嬉しくてつい何度もクリームを塗ってしまった——そんな経験はないでしょうか。 実は、私たちSpringHikerの工房にも「革がベタベタするんです」「なんだ...
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クロムなめし vs タンニンなめし——二つの製法が生む革の個性
革製品を選ぶとき、「本革」と書かれていればそれで安心——そう思っていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。 実は、同じ「本革」でも、原皮をどうやって革に変えるか——つまり「なめし」の...
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革にできたシミ・傷の対処法——慌てないための実践ガイド
お気に入りの革小物に、雨の日のシミ。あるいは、バッグの中で鍵と擦れてできた傷跡——。 初めて本革を手にした方ほど、こういうとき「もうダメかも」と落ち込みがちです。でも、ちょっと待ってく...
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コードバンとは?「革のダイヤモンド」と呼ばれる馬革の正体
革の世界には「ダイヤモンド」と呼ばれる素材があります。コードバン——馬のお尻の皮から取れる、ごくわずかな層だけで作られる革です。 私たちが普段扱う栃木レザーやイタリアンレザーとは、手に...
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なぜ「ヌメ革」は育つのか?タンニンなめしの科学
「使い込むほどに味が出る」——ヌメ革の魅力を語るとき、必ず出てくるこの言葉。でも、なぜ革が「育つ」のか、その理由を知っている方は意外と少ないのではないでしょうか。 私たちは毎日のように...
つづきは、また工房から。