SpringHiker Journal

革の手帖

革と、手入れと、長く使うことの覚え書き。素材のこと、経年変化のこと、季節の付き合い方を、工房から少しずつ。

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この栞の覚え書き

目次
  1. スマホの背中に貼る革のカードホルダー——MagSafe時代に、磁石をどう仕込むか

    スマートフォンを裏返して机に置くと、背面の中央にうっすらと円い輪郭が浮かんで見えることがあります。ケースの上からでも分かる、あの輪。中に磁石が並んでいる印です。 ここ数年で、あの輪に貼...

  2. 手帳シーズンがやってくる——来年の手帳を迎える前に、「書く道具まわり」を革で整える

    8月の後半に入ると、文具売り場の一角が静かに入れ替わり始めます。並ぶのは、来年の手帳。まだ夏の暑さが残っているのに、棚の上だけはひと足先に新しい年へ進んでいる——手帳がお好きな方なら、あ...

  3. 二つ折り財布の薄さはどこで決まるか——ポケットに収まる一つを選ぶために

    ポケットから財布を取り出して、親指で開く。会計を済ませたら、また折りたたんでポケットに戻す。二つ折り財布を使っている方の所作は、たいてい決まっています。鞄を開ける必要も、手のひらから財布...

  4. 長財布という選択——お札を折らない暮らしと、育てる本革の一本

    レジの前で、長財布をすっと開く。お札を折らずに差し込み、パチンと留めて、胸の内ポケットへ戻す。その一連の所作には、どこか背筋の伸びる心地よさがあります。小さく薄い財布が主流になったと言わ...

  5. 革のコインケースの選び方——小銭入れは「居場所」で選ぶ

    レジでの支払いは、すっかりスマホとカードが当たり前になりました。財布を出す機会そのものが減った、という方も多いのではないでしょうか。 それでも、小銭はふとした瞬間に手のなかへ戻ってきま...

  6. 革のブックカバー——文庫本を包んで、読書の時間ごと育てる

    夏の鞄には、たいてい一冊の文庫本が入っています。電車のなか、喫茶店で待つあいだ、宿に着いてからの寝る前のひととき。読みかけのページに指をはさんだまま、私たちはあちこちに本を連れて歩きます...

  7. 名刺入れ、失敗しない選び方——革・容量・色・名入れ、作り手の本音

    名刺入れというのは、作っていていちばん気の抜けない一品かもしれません。面積は小さいのに、人前でいちばん頻繁に、しかも至近距離でひらかれる。財布は懐にしまいますが、名刺入れは相手の目の前で...

  8. ヌメ革を夏の光で育てる——日光浴で飴色に変える、職人が教える手順と失敗回避

    買ったばかりのヌメ革を手に取ると、多くの方が同じことを口にします。「思ったより白い」「もっと飴色を想像していた」と。生成り(きなり)と呼ばれる、淡いミルクティーのような色。これがヌメ革の...

  9. Apple Watchの革バンド、夏はこう付き合う——汗・水濡れ・紫外線の実践ガイド

    梅雨が明ければ、手首はいちばん夏を感じる場所になります。袖が短くなり、時計まわりの肌が外気にさらされ、少し動けば汗ばむ。そんな季節に Apple Watch の本革バンドを巻いていると、...

  10. 財布と金運——色・形・おろす日で、縁起のいい革財布を選ぶ

    「金運のいい財布って、どんな財布だろう」——新しい財布を選ぶとき、ふと頭をよぎる方は多いと思います。色は黄色がいい、いや茶色だ。長財布のほうがお札が喜ぶ。使い始めるなら吉日に。世の中には...

  11. 革財布の寿命と、買い替えどきのサイン——「まだ使える」と「そろそろ」を見極める

    毎日ポケットやバッグの中で押され、開かれ、握られる。財布は、私たちが持つ革小物のなかでも、もっとも酷使される一つです。だからこそ「まだ使える」と「そろそろかな」の境目で、手を止めて迷う方...

  12. 夏のビジネスと革小物——クールビズの季節こそ、小物で「軽やかな上質」を

    梅雨が明けると、ビジネスの装いはぐっと軽くなります。ジャケットを羽織らない日が増え、シャツ一枚で人と会う。クールビズの季節は、肩の力が抜けて気持ちのいいものですが——実はこのとき、ふだん...

つづきは、また工房から。